目次
【ぼくらの国会・第1053回】ニュースの尻尾「高市新総裁 維新に漁夫の利 大阪壊滅」
この動画は、青山繁晴氏が、自民党新総裁選出後の政治状況、特に高市新総裁と日本維新の会(維新)の関係、そしてその結果が大阪にもたらす影響について解説したものです。
ニュースの概要と「裏切り」の連鎖
動画のテーマは「高市新総裁 維新に漁夫の利 大阪壊滅」です [00:20]。
- 政治情勢の根底にあるもの:青山氏は、今回の政局は「裏切り」に始まり裏切りに終わると述べ、特に公明党の裏切り(連立離脱)が、想定外の高市新総裁誕生の直後に起きたと指摘しています [00:47]、[05:27]、[06:52]。
- 維新の思惑と漁夫の利:維新は当初、小泉政権の誕生を予想し、「副首都構想」(事実上の都構想の再挑戦)の実現に国費を引き込む野望を持っていました [01:32]、[04:36]。しかし、高市新総裁の誕生により計画が狂ったところへ、公明党の離脱が発生。これにより、自民党が路頭に迷った形となり、衆議院の議席数が多い維新が高市政権の連立相手として浮上するという願ってもない話が起きたと分析しています [07:34]、[09:10]。
連立政権樹立と大阪の運命
青山氏は、高市新総裁が高市政権の基盤安定のため、維新との連立(閣外協力や連携ではなく連立)を受け入れざるを得ないと見ています [11:34]。
- 連立の条件:維新が連立を組む場合、国会議員数が少ない自民党に選挙区(特に大阪)の議席を譲る理由がないため、自民党が大阪で議席を失うことになりかねません [12:46]。
- 副首都構想の現実化:連立の代償として、高市政権は維新の要求する副首都構想を丸呑みする可能性が高いと述べています [17:07]、[21:26]。この構想自体には、災害時のための国際金融機能の必要性など、本来の意味があるとしつつ、住民投票で否決された都構想が実質的に復活することに問題を提起しています [18:12]、[21:13]。
- 「大阪壊滅」の危機:こうした政治的駆け引きの結果、自民党が選挙区を失い、維新主導の政治が進むことで、大阪の根幹に関わる問題(古くは仁徳天皇が示した「民が重」の精神)が失われる危険性があり、「大阪を見捨てっちゃだめ」と強く訴えています [22:38]、[23:28]。
青山氏の立場とその他の情報
- 女性トップリーダーの意義:青山氏は、日本の首相がアメリカに先駆けて女性トップリーダーとなったことには、皇位継承問題などに関わる大きな意義があると強調し、ポストに関係なく高市政権を支える立場に変わりはないと述べています [14:15]、[14:33]、[16:31]。
- 新刊紹介:10月28日発売の最新刊『絶望を撃つ』を紹介しています。この本は、政治状況を分析した第1部と、若手市議との対談「大論」で構成されているとのことです [23:45]、[25:52]。
- 講演会案内:11月30日に東京ビッグサイトで開催される独立講演会への参加を呼びかけています [27:33]。
ネットの反応
- 今、報道ステーションを見ていたが吉村さんが出演してだが司会者達が自民と維新が組むのを阻止しようとする質問をしつこくしていた笑メディアを注視しないとヤバい!
- 国民民主の煮え切らない態度を示したから高市さんを責めることはできません。 維新は好きではないけど致し方無い選択だったと思います。
- 大阪壊滅というか大阪自民壊滅ですよね。 参院選で改選4で取れなかったたこと考えると、連立なくても衆院選で取り返せる可能性は低かったと思います。 近畿の他県に迷惑かけない程度に比例で救済する感じですかね。
- 奈良で維新と敵対している高市さん、今は落選している中山さんら国士の皆さんと深い関係の高市さんが大阪を見捨てるとは思えないけど、どうなるんやろ


コメント