【タカハシ解説】女性初の総裁に試練…高市首相は本当に誕生? 迫る首相指名選挙 もしかして政権交代?
YouTubeチャンネル・読売テレビニュースで公開されたこの動画は、高市早苗氏の自民党総裁就任後の政治情勢、特に迫る首相指名選挙での政権交代の可能性について解説する「タカハシ解説」です。
※2025年10月10日に公明党が自民党との連立離脱を発表しましたが、この動画は10月8日に公開されています。
以下に動画の主な内容をまとめます。
高市新総裁を巡る政局の焦点
1. 政権交代の可能性と野党の動き
自民党と公明党の連立政権(自公)は衆議院で過半数に達しておらず、野党がばらばらの状態にあります。この状況下で、公明党が連立に距離を置き始めたことで、「もしかしたら政権交代もあり得るのではないか」というざわつきが永田町で生じています [00:09]。
- 野党連携の模索: 立憲民主党の安住幹事長は、国民民主党の玉木代表を首相指名選挙で野党統一候補とすることを提案しました [01:35]。これは、野党第1党の代表ではなく玉木氏を推すことで、野党3党(立憲・国民・維新)の連携を目指す「揺さぶり」の動きと解説されています [02:03]。

2. 連立パートナー・公明党の懸念
高市氏の総裁就任後、連立与党である公明党が最も衝撃を受けたとされ、異例にも与党党首会談で連立合意文書への署名に至りませんでした [03:55]。公明党が問題視した点は以下の3つです。
- 歴史認識: 高市氏の靖国神社参拝 [04:20](※高市氏は10月の参拝を見送る方針で、この点は一定の収束を見ました)。
- 過度な外国人排斥の問題 [04:27]。
- 政治と金の問題: この点についてはまだ決着がついていないとされます [04:48]。
公明党の支持者には高市氏の保守的な発言に対するアレルギーがあり、また高市氏と公明党との間に強い「パイプ」がないことも要因と指摘されています [05:25]、[05:48]。
※2025年10月10日に公明党は自民党との連立を解消しました。

3. 首相指名選挙のシナリオ
公明党が連立から離脱した場合のシミュレーションとして、自民党が単独で過半数に達していないため、立憲・維新・国民の野党3党がまとまると議席数で自民党を上回る可能性があります [07:56]。
- 決選投票の可能性: 首相指名選挙の1回目の投票で過半数に達しなかった場合、上位2名の候補者による決選投票となります。決選投票では過半数が必要なく、最多得票者が選ばれるため、野党の誰かが総理になる可能性もゼロではない状況が生まれていると解説されています [08:14]。
高市政権が誕生した場合の主な政策
仮に高市氏が総理に就任した場合、過半数を持たない「茨の道」の政権運営となり、野党への配慮が必要になると分析されています [09:55]。
- ガソリン減税(燃料油高騰対策): ガソリンにかかる暫定税率などを引き下げ、大型トラックなどに使う軽油も対象に含め、補助金で前倒し実施する意向です [10:14]。これにより、ガソリン1リットルあたり25.1円の引き下げが見込まれます [10:43]。
- 年収の壁の引き上げ: 国民民主党との連携を視野に入れ、年収の壁を最終的に178万円まで引き上げる議論が進むと予想されています [11:11]。
高市氏の総裁任期は2年間であり、この間に景気・経済対策に尽力し、解散総選挙で自公が過半数を回復できれば、2年後の総裁選で無投票再選、5年間の長期政権もあり得ると展望が述べられています [12:15]。
ネットの反応
- 立憲が政権に入ることなど考えられない
- 必死ですね。もう、テレビの影響力は、ネットには勝てませんよ。
- オールドメディアは高市さんだと都合が悪いんですね…


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