藤井厳喜 日米戦争を起こしたのは誰か ルーズベルトの罪状 2

藤井厳喜 日米戦争を起こしたのは誰か ルーズベルトの罪状 2

ルーズベルトとチャーチルの密約

ルーズベルトは チャーチルとも仲が良くて、チャーチルも早く アメリカに参戦してもらわないと これはやり切れんということですね。

もうチャーチルとは 1941年(昭和16)の大西洋憲章のあたりで、これは戦争をやるということは 明らかに話し合っていたと いうことはわかっているわけです。

蒋介石の たくらみ

あとはとにかく アメリカ ルーズベルト政権を頼りにしてきてるのは、中華民国の蒋介石。これもとにかく もうこのままじゃ日本にやられちゃうと、いうことであって アメリカに 早く参戦してもらわないと大変なことになると言って奥さんの宋美齢を アメリカに送り込んで、それでもって浙江財閥の金をたっぷりあちこちに配って、

それからこれはお金だけではありませんけど アメリカから支那に来ていた キリスト教の宣教師。この人たちが みんな アメリカに良い コネクションありますから、この人たちを全部煽って とにかく日本というのは悪者である。
これにやられている チャイナはかわいそうな犠牲者であると…そういう パースペクティブを アメリカじゅうでどんどん宣伝するということをやった。

宣教師の チャイナに対する思い入れ というのは アメリカ19世紀から ずっとあるわけでありまして、これはちっとも本当の キリスト教徒は増えないんですけれども、それでもずっと人を送り続ける。そしてお金を使い続ける。未だにどうにもなっておりませんけれども こういうことを アメリカは非常に熱心にやっていた。

日本に来ても日本では クリスチャンは増えないんですね。なぜかと言うと日本人は キリスト教は別に要らないんです。日本人はちゃんと道徳心もあるし文化伝統もしっかりしておりますから、要するにちゃんと暮らしていけるわけです。日本はそんな貧しくもないし、自立自存でやっているのだから。未だにキリスト教にならなくても良いなぁという人が大分いますね。

明治維新の後に、幕臣なんかでですね 戊辰戦争で負けた側に結構 クリスチャンになる人が出るわけですけれども。

要するに薩長閥と一緒にやっていけない。かといって近代化というのはしょうがないということになって、明治国家そのものに自分は アイデンティファイできない人間が キリスト教の方に行くという流れがありましたね。

それが キリスト教社会主義みたいなもので社会主義の初期の日本の流入に関係してくるわけでありますけれども まあそれはそれとして、日本ではですね 1%以上 カトリックも プロテスタントも キリスト教徒ってのは増えないんですね。

それから アメリカの宣教師というのは非常に使命感に燃えておりまして、真面目でちゃんした生活してる人を見ても燃えないんです。本当に貧しくてだらしなくて神の救いを求めてる人たちが居ると燃えちゃうというのが アメリカの宣教師たちで、もう殺されても殺されても支那の奥地に行ったりなんかして一生懸命やるんだねこれがね。

これはよく分かりませんけれども 大変 燃えているわけです。ミッションと言いますかね。ミッショナリーといますけれども使命感 に燃えてる。日本はですね日本人はきちんと暮らしてるんでですね、まぁ キリスト教になる人も少数は居るけども、まぁ あんまりなってくれない ということで日本に来ても面白くないと いうことでどんどんどんどん向こうに行くわけであります。

私の記憶が正しければ 1990年代だと思うんですが バチカンがですね日本を重点布教地区から外したんです。これはどうも ザビエルが来てからずっと重点布教地区だったらしいです 日本は。

だけど400年何十年ぶりですか 辞めたって。いくらやっても日本は無駄だ ということだったらしいですが まあそういうことで 日本に キリスト教の宣教師で来た人とか、その息子とか娘が日本が嫌いになるってのが多いらしいね。

っていうのは お父さんが一生懸命やってるのにちっとも信者が増えないと、いうことなんだねこれがね。向こうに チャイナになんか行くと形の上では増えるわけです。みんな食えないですから教会行ったら飯喰わしてもらえるっていう人だけでも来る。

宣教師たちを使ったプロパガンダ

宣教師たちの影響力っていうのは これといって大きな名前はないですが非常に大事ですね。アメリカの グッドクリスチャンという人は特に中央に多いですから、宣教師たちが「日本人は悪い奴だ 中国人はかわいそう」という話をどんどんどんどん やるとそれは お金の問題じゃなくて 非常にベーシックにですね アメリカ社会全体に広がっていった。

それも事実であります。そういう上に乗っかって 宋美齢なんかが 金をばらまきますし、大いに アメリカに行って チャイナ側に取り込むということをやりますと ※パブリックディプロマシーといいますか、そういった点でも日本は非常に 分がよろしくない ということになってくるわけですね。

※国益のために国家が意図を持って行うプロパガンダ(広報戦争)のこと

コミンテルン暗躍の歴史』で述べられていた、アメリカ中国人民友の会がライスボウルキャンペーンを行ったが、コミンテルン―蒋介石―宋美齢―アメリカキリスト教団体。点と点がここでも繋がりました。

デラノ家

それで ルーズベルトの家系というのは ルーズベルトは フランクリン・デラノ・ルーズベルトというのですが お母さんの家系デラノ家 これはですね、もともと 19世紀から チャイナ貿易で大変 財を成した ファミリー であると言われています。

この デラノ家のおじいさんの 財産を相続したので フランクリン・ルーズベルトは大変な大金持ちであったと言われております。これは チャイナ貿易で財を成したのでどうしても チャイナ贔屓 支那贔屓であると。
それでもって彼の家には大変 古い支那の美術品 何かがいっぱいあったそうであります。

そして クーリーをいっぱい…労働者を連れてきて アフリカに連れてきて、有名なのは アメリカ横断鉄道を作る時に、使い捨てみたいに クーリーをですね奴隷同然に労働させて、その クーリーの輸入というの デラノさんが やってたらしいですが、噂によるとついでに アヘンもやってたって言うんですけどね。

これは まぁ理路当然であって、クーリー連れてくるとみんな労働が辛いですから アヘンを飲みたがる と言うんで、クーリーを連れてきて売っぱらって儲けて、それでまた アヘンを売って儲けると。

これは支那人がやっていることですが、支那大陸でまあそんなことがあったのではないのかと言われております とにかく ルーズベルトさんは大変な支那贔屓であったということです。

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