江崎道朗 コミンテルンGHQへの暗躍

江崎道朗 コミンテルンGHQへの暗躍

前回の記事『コミンテルン暗躍の歴史2』では、ルーズベルト政権内に潜りこんだソ連のスパイの実名を挙げて、強硬な対日政策で日本を戦争に追い込んでいく権謀が明らかにされた。

今回の記事では、GHQへの暗躍と日本国内の協力者たちについて語られている。特に驚いたことは、共産主義者ではないのに共産党の味方をしてしまう、しかも無自覚でやってしまっている人たちが居ることだ。

「暴かれたコミンテルンの真実」の概要

① 暴かれたコミンテルンの真実
② コミンテルン暗躍の歴史
③ コミンテルン暗躍の歴史 2
④ コミンテルンGHQへの暗躍      ←この記事

皇室典範に関わった トーマス・ビッソン

日本国憲法はもともと英語で作られたというのはご存知だと思います。

英語で作られたものを日本語に訳す。日本語訳にした時に 実は、日本側は日本に有利なように 日本語訳を作ってる。例えば皇室典範のことに関すると。

この憲法並びに これに基づいて制定された法律条約は 国の最高法規である

という言い方をすることで 憲法と皇室典範 両方が国の最高法規である ということができるような条文にしてたんです。
皇室典範が憲法の基で男女平等でやられるとか 国民があれこれ皇室典範を触ることは許されないと。

皇室の事は皇室で決めていただくべきだよね。憲法とは別に独立した存在にしようと いうことにしようとしてたんですけれども、この条文に気づいて これはおかしいと言って 1946年7月11日 トーマス・アーサー・ビッソンが GHQ に申し入れをして

この条文をそのまま 容認すると 皇室典範が 独立したものになっていく、まずい。皇室を潰すためには 憲法の基に皇室を置かなければダメなんだ。

国民が自由に皇室典範を変えれるようにしなければダメなんだ。

と言うことで トーマス・アーサー・ビッソンは 皇室典範を憲法を基に置くように 書き換えさせた。そしてまた、トーマス・アーサー・ビッソンは共産党のスパイ。

T.A.ビッソン(右端) 出典:conservapedia

こう見たら 日本の戦後というのは ソ連の共産党に 相当歪められましたよね。GHQ も後に気づいて 共産党の追放とかしてるんですけれども手温かったですよね、すごい手ぬるいやり方で。
逆にそれを利用して 当時の国鉄の国労とか 動労なんかは自分たちの敵を追い出して 共産党の下部組織として非常に大きくなった 経緯もありましたね。
野坂参三は中国に行って 中国の洗脳を学ぶ。それで日本に戻ってきて 洗脳政策をやるんですけれどもね。
GHQ が戦前刑務所に入っていた 徳田球一とか 金天海これらを GHQ の圧力で釈放させたんですよね。

釈放したのも ハーバート・ノーマンたちなので 結局 GHQ の中に居るそういう連中 が日本共産党の人間を釈放して 実は野坂参三を中心とした 民主連合政権を作ろうと、いうことを考えていたので…共産党 と野党の連合政権を作って事実上占領下で共産革命をしていこう というのがソ連スターリン側の基本的な構造でした。その一翼を担ったのは野坂参三です

ただこの男は非常に怪しい人物で、野坂参三自身は コミンテルンの人間であるとともに アメリカのスパイであったという可能性もあるし、この人の本当のところは分からないんですよね 謎だと言われています。

デュープス

コミンテルンは今はもう なくなりましたけど いわゆる共産主義。共産党員とか共産主義者と思ってますけど 実は共産党員でもなく 共産主義者でもないのに 実は隠れ共産主義者あるいは本人は共産党員でもないし共産主義者でもないと思ってるのに 実は共産党に操られてる人物が今 日本に相当いるんですよね ?

こういう人たちをデュープスと言います。
「騙されやすい人達」っていう意味なんです。まあ簡単な言い方で言うと

おばかさん

と言います。
自分は共産主義者でもないし共産党員でもないんだけど 結果的に共産党やソ連の味方をしてしまう人たち。

そういう 芸能人、スポーツ、学者、政治家、文化人 こういう風に共産党に所属させないで 共産党の言ってることを代弁させるような工作活動 これを「影響力工作」と言うんですが、これ共産党の得意技なんですね。そういうデュープスにさせる、たくさん作るの本当にうまいんですよ 。

実はマッカーシー旋風の時に その後反省をして 共産党的なことやソ連の味方を してる人を全部共産主義者 と決めつけた。

でも、間違いだった。やっぱりデュープスっているんですよ。
だからこの人達は共産党員でもないし共産主義者でもないんです。

無自覚なのに、そういう人たちを作ってしまう。そういう人たちも居るって言うことを理解して だからむやみやたらに 彼らをソ連のスパイだとか 共産主義者だって決めつけちゃいけない。

自覚ない人たちをソ連のスパイだっていうのはダメなので そういう人たちは

あなた方、共産主義者ではない人たちからすると

おバカさん、騙されやすい人 というふうに言われる人になるとまずいよねー

という言い方で、ちゃんと理解してもらえるように働きかけることが大事ですよね、というのが 我々共産主義対策の基本なんですよね。

精神医学 つまり ブレインウォッシング を含めて、心理学とか洗脳工作とか宣伝 プロパガンダ工作という形で 精神世界に関する学問を徹底的に学ぶことで共産主義者達は仲間を作るということをやったんです。

ドイツ の ヴィリ・ミュンツェンベルク という人がいて ハリウッドも含めた 映画を上手く使いながら 世界の人を洗脳せよと いう工作方針を出したんですね。

彼のそういう工作方法を学んだ人間が

中国の周恩来、野坂参三たちも含めて

そういうの学んで 洗脳工作。
洗脳するためには教育界と メディア界を支配せよ だから教育とメディアに一生懸命入って行くんです。

いま、日本がとるべき政策

アメリカの大統領選で トランプが劣勢だった時に トランプを絶対応援すべきだと言って全米の保守派に号令をかけた人がいるんですね。

フィリス・シュラフリーという人なんですが、日本で言うと櫻井よしこさんみたいな人。

ものすごい綺麗な方で全米の草の根保守のリーダー。1100万人の人たちを率いてると言われている人ですが この方に2006年に セントレースに会いに行ったんですが 彼女に会った時に言ってたのは、彼女もまたヴェノナ文書の話を一所懸命してて、ヴェノナ文書のおかげでようやく私たちの言ってることの正しさが証明された。

真珠湾攻撃はルーズベルトが日本に仕掛けたんだということを保守派のある程度 物を分かっている人は知っているんだ。

だけど アメリカの メディアは 自分たち保守派の意見を全然報じてくれないと… その結果、日本にほとんど伝わってないけれども 本当に我々保守派はちゃんとそういうことをわかっているんだ ということを一所懸命言っていたんですね。


フィリス・シュラフリー 出典:SankeiBiz

フィリス・シュラフリーさんは 2016年の大統領選挙の2ヶ月前に亡くなるんですが、葬儀には トランプわざわざ行ってるんですよ。

非常にアメリカの保守派という人と言うのは ルーズベルトと スターリン、レーニンこそが最大の敵なので だから日本よりも スターリンと ルーズベルトがもっと悪いと いうを考え方を持っている人たち。こういう人たちと味方になっていくと 強いと思いますよね。