江崎道朗 コミンテルン暗躍の歴史2
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前回の記事『コミンテルン暗躍の歴史』では、大東亜戦争開戦(いわゆる太平洋戦争)の20年以上も前からコミンテルンが組織化され、アメリカ国民の対日感情を悪化させるプロパガンダが明らかにされた。
今回の記事では、ルーズベルト政権内に潜りこんだソ連のスパイの実名を挙げて、強硬な対日政策で日本を戦争に追い込んでいく権謀について語られている。
「暴かれたコミンテルンの真実」の概要
① 暴かれたコミンテルンの真実
② コミンテルン暗躍の歴史
③ コミンテルン暗躍の歴史 2 ←この記事
④ コミンテルンGHQへの暗躍
アメリカは一枚岩ではなかった
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ルーズベルト政権はちなみに民主党です。日本でもアメリカでも民主党と言うところは、そういうところです。
結局、戦争中にルーズベルト大統領が政権を取ってたということが日本にとって不幸でしたよね。
アメリカ大統領は通常2期しかやれないんですが、ルーズベルトはこの時には3期やったんです。 3期目をやる時に ルーズベルトは選挙公約として自分は戦争はしない。ヨーロッパの戦争 アジアの戦争にも参戦しない。戦争をしないということを公約にして3期目の大統領になった。
だから、イギリスの チャーチルに ドイツやっつけてくれ ヨーロッパの戦争に来てくれ 日本やっつけてくれと言われても、公約としてできないから…それで ルーズベルトはいろいろ画策して、日本に先に手を出させたら アメリカは参戦できる。
それで、日本から先に手を出させるために戦争せざる得ない状況に 追い込んで 追い込んでいくんです。ルーズベルトの後ろで暗躍してたのは、実は ソ連の スパイたちだったということです。
ヤルタ会談
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アルジャー・ヒス は単なる国務省の高官です。
単なる国務省の一高官なのに ヤルタ会談全体を仕切っているんですよ。その後 アメリカ軍の幹部たちは ヤルタ会談で ソ連に絶対譲歩しちゃだめだと 対日参戦もできれば No と言うべきだ という レポートを アメリカ軍の連中は ホワイトハウスに送るんです。
ところが ホワイトハウスに送った文章の整理をするのは アルジャー・ヒス。
アルジャー・ヒス が全部握りつぶしたんです。
これで8月9日の午前中にソ連が中立条約を破って参戦するんですね 日本に対して。
このとき実はアメリカ国務省の中に ジョセフ・グルー という ストロングジャパン派の国務省の幹部が居たんですね、国務次官だったと思うんですが 事実上の トップが ヤルタ会談に外されてるんです。で一局長 クラスの アルジャー・ヒス が ヤルタ会談に行ってるんです。
あの頃の ルーズベルト は半分ボケてたという噂がある。正常な判断力を失ってて痴呆症に近かったという話もある。アルジャー・ヒスによって いいように操作された可能性が高いですね。
この歴史を アメリカの軍の側は一生懸命学んでまして、今。
ホワイトハウスを乗っ取られたら自分達がいくら頑張っても駄死にする殺される。ホワイトハウスをいかに守るのか 乗っ取られないようにするのかということが インテリジェンス にとって一番大事だということがアメリカ軍の基本的な 教訓なんですね。
その教訓を学ぶ上で ヤルタ会談の ルーズベルトの失敗は アメリカの情報将校はみんな学んでるんです 。
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GHQを手玉に取った ハーバート・ノーマン
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日本の農民は農奴であり日本の戦前の政府は軍国主義帝国主義体制で、人民は弾圧されている。
そういう共産主義の考えに方に基づいて 戦前の日本は 独占資本主義体制の 帝国主義世界覇権を目指す めちゃくちゃな国家だということを占領軍に吹き込んだのが ハーバート・ノーマンなんです。
「階級闘争史観」という言い方をするんですが、この階級闘争史観に基づいたものを ノーマンたちが占領軍に一生懸命吹き込んで、それに基づいてアメリカ陸軍の連中は、日本のことよく知らないから ノーマンたちの議論を信じ込んで、日本はとんでもない 軍国主義帝国主義国家だ。
そのつもりで日本の占領政策を始めるんですが 日本に来て 日本の実情を調べるんですが、調べるとそうじゃないことがだんだん分かるんです。
だから途中から 占領軍は政策を変えるんです。ただ最初は思い込みなので そういう風にやってしまう。
思い込みでやった時に ひどかったのは、公職追放と教職員追放ですね。共産主義の指令によって動いて日本のメディア・マスコミ そして大学、ここに共産主義が浸透しましたね。戦前の偉大な学長 愛国心溢れる教授 そして日本の精神を持った先生たち こういうのを次々追放して行って。
そして、戦前に日本の大学から追放されていた 無政府主義者 あるいは共産主義者 こういう連中をどんどん東大とか京大に送り込んで これが大学のトップクラスを全部占めたんですね。
「ソーシャルエンジニアリング」と我々はこういう言い方をするんですが、社会改造社会主義者が使う典型的なやり方で、特定の層を全部排除して 自分たちの意向に沿った人間だけを権力の中枢に据えて、社会全体を改造する。
「ソーシャルエンジニアリング」、その社会主義の典型的な政策を 日本の占領政策の初期に やられてしまった。
「赤狩り」と「ヴェノナ文書」
アメリカの国家安全保障局 NSA と CIA が、このヴェノナ文書の解説をしてるんですね。マッカーシーを含めて赤狩りの時に、実はもうある程度のことはわかってたんですね。
ところが暗号の傍受、機密電報の傍受、通信の傍受。通信の傍受は安全保障上やっていいんですが、戦前の通信法に基づいて 違法に勝手に機密を傍受したものは証拠にしてはいけない。安全保障上盗聴はしてもいい。
でもそれは、裁判の証拠にはできないという ルールがある。だからヴェノナ文書は盗聴なので ヴェノナ文書に基づいてマッカーシーたちは 彼らはソ連のスパイであるということが分かってても証拠にならない。だから結果的に裁判闘争になった時に勝てなかったんですね。
あの時は マッカーシズム が アメリカで吹き荒れて ハリウッドの映画界でもだいぶ吹き荒れましたね
ハリウッド で赤狩りに協力した俳優の一人が ロナルド・レーガン。
彼はもともと民主党の支持者だったんですが ソ連共産主義のスパイたちの侵攻が ハリウッドでひどいと。やっぱこれはおかしいと レーガンは内部告発に踏み切って。
そのことがきっかけで。政治の方に入って行った。
そのレーガン元大統領を尊敬しているのがトランプ大統領なので、トランプとしては レーガンが ソ連共産主義の国内のスパイたちと戦ってきたことを良く知ってますよ。
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